2017年 01月 15日
心ときめくビーズとレースたち・・・
去年12月からでしたっけ?
大好きなテレビドラマ『ダウントンアビー5』が始まりました♪
さすがに、シーズン1~3ぐらいのストーリーの面白さは
なくなっていますが、1920年ごろの貴族やブルジョワ階級の人々の
暮らし、インテリア、ファッションが存分に楽しめるので
全シリーズ録画して何度も見返しています。
たとえば、当時の既婚者の女性は朝食をベッドでとる、とかね。
(もちろん、ベッドまで運んでくれる召使がいてこその話ですが)
黒柳徹子さんも大ファンなんですって。
私がアンティークで一番好きな時代も1900~1920年代。
今日はこのころに作られたビーズやレースなどをちらっと御紹介。
きらきらグレービーズが鈍い輝きを放つタッセル、
もともとは何用に作られたのでしょう?
ドレスなどのベルト用だったのかな?
片方の先はテグスのような糸がそのまま出ていますので
制作途中だったのでしょう。
薄いカーテンを留めるカーテンタッセルとして使っても素敵ですね
こちらはメタル製のスパンコールが縫い留められた
幅広チュールレース、
ネットレース地にタンブー刺繍を施し、
その上にメタルスパンコールを縫い留めるという
とても手の込んだニュアンスのあるお品。
ハンドメイドに使うのはもちろんのこと、
このままくしゅくしゅっとお部屋にディスプレイしても
素敵ですよ~
こちらは同じようにメタル製の極小パーツをまるで水玉のように
あしらった、エレガントながらかなり洒落たレース、
↓
ストール? それとも腰に巻くサッシュベルト?
いずれにしても、歩くたびにシャラシャラとフリンジが揺れ動いて
かなり格好良かったのでは?と思うのですよ。
メタル製の小さなパーツがまるで★のような形をしているのがまた
可愛らしいです
こういうの、大・大・大好き!
かなり古い時代のものですので、フリンジ部分に多少の欠損は
ありますが、レース地部分は奇跡的にグッドコンディション♪
お洒落好きさんにぜひ身につけて愉しんでほしいなぁ・・・
今日の最後は、レースサンプルシート。
まるで南仏の抜けるように青い空みたいな台紙に
ゴージャスなレースモチーフ、
茎や葉っぱの中に細かなチュールレースを貼った、
美しい仕上がり・・・
ブローチのようにとっておきのブラウスに留め付けたり、
台紙のまま額に入れてお部屋のインテリアに・・・
やっぱり、「くるりん」に弱い・・・(笑)
こうしたサンプル帖を見て、これがいいわねー、あー、こっちもいいわ、
なんて、かつての上流階級の女性たちは胸をときめかせていたのでしょう
手書きの文字やタグシールも味わいがあります。
長い時を経て色づきなどもありますが、もしハンドメイドなどにお使いになるなら
漂白をしたり、染めて使うというテもあります
この他にもサンプルシートはありますので、
ぜひ29日のリアルショップでじっくりご覧になってくださいね。
*こちらのお品は29日に開催するリアルショップに持って行くお品です。
お値段等は直前でないと決まらないためお問い合わせは御容赦ください。
Favorites!real shop vol.15
"Angel et Toile de Jouy”
”天使とトワルドジュイ”
日時:2017年1月29日(日) 11:30~17:00の予定
場所:ギャラリーmado (地図はこちら)